付属器疾患
脂腺の疾患
10〜30歳代までの男女に多く、顔面、背部、前胸部などによくできます。慢性の炎症性疾患で、赤いポツポツや膿がたまったり、しこりになったりすることもあります。さまざまな病期の皮疹が混ざる点が特徴です。軽快後には、瘢痕が残る場合があります。
治療について
治療は外用薬が第一選択で、面皰には圧出法や硫黄製剤外用、炎症性皮疹には抗菌薬の外用や内服も行います。結節や瘢痕にはステロイド局所注射などをします。規則正しい生活など、生活習慣に注意することも大切です。
爪甲の変化
脂腺の疾患