細菌感染
伝染性膿痂疹(とびひ)
主に乳幼児に生じ、夏季に保育園などで集団発生する傾向があります。傷や虫刺症などでかきむしった部位に初発します。かゆみを伴う炎症の乏しい小水疱は次第に大型化し水疱を形成、水疱は破れてびらんとなり、細菌を含む水疱内容物が周辺へ“飛び火”します。
治療について
シャワーなどで清潔、乾燥を保ち、かさぶたができるまではタオルなどを患者専用にして、病変の拡散を防ぎます。抗菌薬含有軟膏の外用や、セフェム系抗菌薬を内服します。
その他の特殊な細菌感染/外歯瘻(がいしろう)
むし歯、槽骨炎、顎囊胞(のうほう)感染などが進行した結果、直上付近の皮膚に瘻孔(ろうこう)を形成し、膿汁を外部に排出している状態です。歯科的根治療法を要し、類表皮囊腫などの皮下腫瘍、放線菌症などと誤診されることがあります。
ウイルス性発疹症
カポジ
こぷりっく斑
ひょうそ
ヘルペス性ひょうそ
ベル麻痺
口腔内カンジダ症
帯状疱疹
単純ヘルペス
爪のいぼ
蜂窩織炎
扁平疣贅
伝染性膿痂疹
その他の特殊な細菌感染