造血系
肥満細胞腫
小児型では膨疹を繰り返し、1cm 大までの円~紡錘形の褐色斑などが多発します。機械的刺激により全身に膨疹が生じて紅潮し、蕁麻疹発作をきたすことがあります。
成人型でも上記症状が起きますが、一般に皮疹や全身症状は軽く、刺激による膨疹の例も少ないです。
治療について
入浴や皮膚摩擦などのヒスタミン放出刺激に注意します。蕁麻疹発作に対しては一般の蕁麻疹と同様です。単発性のものは切除の場合もありますが、小児型は数年~十数年で自然治癒するため、皮疹が少なく重篤な発作がなければ経過観察します。成人型は難治です。